小学1年生の息子の初めてのポケモン映画です。
前売り券を2ヶ月以上前に購入して、楽しみにしていました。
キッズレターでサトシからメッセージを貰い、ポケットモンスター モンコレ ポケデルゼ ゼラオラ (プレシャスボール)も13日に届き、気分を盛り上げて行きました。
モンスターボール型のポップコーンホルダー
映画館に行くとポケモンのポップコーンホルダーを息子が発見!
1,500円でSサイズのポップコーンがついててきます。高い…!
購入予定ではなかったけど、基本的にポケモンの映画を見に来た子はみんな買っていたし、せっかくの気分が台無しなので購入。
(いつから子供向けの映画でポップコーンホルダーを売るのは定番になったのでしょうか?おまけにシールがついているるけど、高すぎる…!)
2歳の妹も欲しがったけど2つもいらないので、普通のポップコーンにしたら、妹が泣いて大騒ぎ。
結局、娘を大人しくさせないと映画が見れないので、息子には普通のポップコーンを食べてもらいました。誰のために買ったのか。
でも、帰り道は息子が持って帰りました。
高いけど、モンスターボール型でポケモングッズを収納するのにいいかなと思います。
2つの入場者プレゼント
入場と同時に以上の2つが貰えました。
幻のポケモン『ゼラオラ』
映画館の中で受け取れる今回の映画に登場する幻のポケモン『ゼラオラ』です。
受け取り方の詳しいガイドが貰えますが、『 ウルトラサン・ウルトラムーン』限定です。
家にあるのは『サン・ムーン』なので受け取れなくて残念!予約特典の『風のルギア』は受け取れたのに。
息子は3DSのゲーム自体にはあまり興味がないんだけど、特典は受け取りたかったようです。
映画の始まる直前に3DSを閉じる案内と、終わってすぐに受け取りの案内があるので、みんな映画の前後に開いていました。受け取り方はチラシに画像付きで丁寧に書いてあるので簡単だです。
結構女の子もポップコーンホルダーを持って3DSを開いていたのが意外でした。
確かに、ポケモンのデザインってかっこよすぎず、適度に可愛いので女の子もハマりますね。イーブイ・ピカチュウなんて特に。
ポケモンガオーレのディスク『ゼラオラ』
アーケードゲームの『ポケモンガオーレ』で使えるスペシャルディスク『ゼラオラ』です。
1年生の息子はこっちがメインなので、貰えて嬉しいです。大人の分も貰えたので2つ貰えました。
まだ、息子はゲームよりもディスクやカードを集めるのが好きみたいで、ゲームが置いてあるとよくやります。
だいたいアーケードゲームって、100円でゲームプレイすると1枚カードやメダルが貰えます。
『ポケモンガオーレ』だけは、ゲームプレイ100円、ディスクは排出に100円なんですよね。高いです。
なので、おまけにガオーレディスクが貰えるのはすごく嬉しい。
ポケモンに特に興味がない大人の映画の感想(ネタバレあり)
息子について映画を見に行きましたが、私自身は特にポケモンに興味がありません。
息子が興味を持っているのでゲームやアニメを見たり調べたりしてますが、ポケモンの名前も全然覚えられません。
完全に付き添いで見に行っての感想です。
映画は5人の全く接点のなさそうなオリジナルキャラクターがフウラシティの風祭りで出会っておこる物語です。
謎の少女、、ポケモン初心者の女子高生、嘘つきおじさん、人付き合いが苦手な研究者、ポケモン嫌いのおばさん、と本当に接点のない人たち、&サトシピカチュウ。
この人たちがどうやって出会い、どんな物語になるのかは想像できなくて、前半は興味津々で見てました。
展開が早く飽きさせない作りで、それぞれのキャラクターの距離が縮まっていく様子は面白かったです。
たくさんキャラクターやポケモンがいるけど、それぞれに争点が当たっていて、いらないキャラがいませんでした。(しいて言うならサトシの影がうすかった気が…)
でも、5人のメインキャラクターはそれぞれ悩みや問題を抱えているんだけど、どれも物語には良くある悩みで、「この悩みにはコレ!」と展開が決まっていて、後半はお約束の展開をなぞるだけになってしまって退屈でした。
物語がつながった、5人が集まった時に、「ここから本当の物語が始まるぜ!」みたいな、ちょっと熱く盛り上がる展開があれば退屈はしなかったかも。
ポケモン映画は中二病成分が足りない気がしました。感情を揺さぶられるようなシーンも皆無だったし。
でも、熱いバトルはポケモンが担当なので仕方ないのかな。
ポケモンバトルは映像も迫力があって良かったです。
ピカチュウってこんなに強くてかっこいいんだと思いました。
まあ、ゼラオラが弱すぎるたのかも…。サトシに派手な技を直撃させてましたが、ノーダメージだったし。(でも、ちゃんとゼラオラのカッコいいシーンもたくさんありました)
が、カッコいいポケモンバトルも後半もずっと「アイアンテール!」「10万ボルト!」ばかりなので飽きてきました。ピカチュウ以外にもポケモン持ってると思うんだけど、何故出さない、サトシ。息子も若干飽き気味…。
ポケモン自体は街に溶け込んでいる設定なのでたくさん出てきましたが、バトルしてるポケモンが少なかったので残念でしたね。いろんなポケモンがピカチュウ並みに技を繰り出している所を見たかったです。
今回の映画はゼラオラ以上の大物ポケモンとして、ルギアがでてきましたが、最後に出てきたルギアのデザインが間抜けで拍子抜けでした。
「おお!ルギアきたー!!」と言う感じではなく、ぬぼーと出てきて去っていったので感動がありませんでした。
このルギアは、1999年公開の映画2作目『劇場版ポケットモンスター「幻のポケモン ルギア爆誕」』で生まれたポケモンらしいので、最新のポケモン『ゼラオラ』と比べたらデザインが簡素なんだと思います。シンプルなデザインが尽きたのか、ゼラオラは本当にカッコいいデザインになってます。
でも、見せ方があったよね?と。もっとスピード感のある動きを見せてくれたら「カッコいい、さすがルギア」と思えたはず。
アクションシーンはいくつか良いシーンがあるんだけど、映像が物足りなかったです。
背景は多分サンフランシスコがモデルで、オリジナル要素として風車がたくさんでてきます。
「面白い街だなー」と最初は興味を引かれたんだけど、構図が似た構図で使いまわしが多く、これも退屈な要因でした。
背景が綺麗でオリジナリティがあり構図が豊富だと、ストーリーにのめり込めなくても見ていて飽きないんだけど、そこまでじゃなかったんですよね。
悪くはないんだけど、ポケモンに興味がない身としては、前半の全く接点のない人たちの物語が繋がっていくまでが最大の見どころで、それ以降はポケモンのバトルがメインで、そのバトルも前半に小出しに見ていたものと大して変わらないので「さっきも見た」と言う感じのシーンが多くなり、時間がとっても長く感じました。
ちょっとしたシーンでもポケモンが個性豊かに動き回っているので、ポケモンが好きならとっても楽しいんだろうけど…。
そして、謎の少女で市長の娘のラルゴが、もやっとします。
最後の大事件の切っ掛けであり、そうでなくても泥棒なのに、終始いい子の扱いでした。
盗みの犯人がラルゴだと分かったシーンで、市長は親だし責任を取るんだろうな…と思いきや、「よくやってくれた、ラルゴ」と褒める市長。その後も特に責任を取ることなくいい話風に話をまとめてたけど…。この世界の市長は終身制で何があっても交代なしなんでしょうか?
アニメとは言えラルゴのやったことは許されないと思うんだけど。
例えば、ラルゴが市長の娘ではなく、お爺ちゃんとふたり暮らしの女の子だったら、事情もあるし叱らないのもわかる。
もしくは、とりあえず市長に叱られて「お父さんのバカ―!」と飛び出し、ガケから転落、ゼラオラに助けられるからの、「悪かった、ゼラオラの真実を話そう」のベタな展開でも良かったかも。
叱られずに済まされてしまうと、市長が立場を考えて保身に走ったような気がしてならない。
子供のアニメだしまあ良いんだけど。
エンディングが流れても、やっと終わった感が強く感動はありませんでした。
声が本職の声優ではないようですが、芸能人に詳しくないので誰が声優じゃないのかわかりません。
ラルゴ、リサ、カガチは役に会ってないような素人っぽさがありましたが、聞くに堪えないと言う人はいませんでした。
まとめ
正直言うと、映画の内容は「ドラえもん」の方が断然面白かったです。
でも、ポケモンというコンテンツ全体ではドラえもんに負けないくらい楽しくて、子供たちへの影響力があります。
映画のキャンペーンでオモチャやグッズが発売されて、マクドナルドにおまけを貰いに行って、公開前のワクワクを親子で共有でたのがとっても楽しかったです。
今後もゲームやガオーレなどポケモンのコンテンツ全体を子供と一緒に楽しめるので、映画を見に行って良かったと思います。
来年も息子が見たいと言えば、前売り券を購入して見に行きたいと思います。
映画を見終わると寂しいので、サトシから届くキャラレターは映画を見た後に送ってもいいかもしれません。