オーディオブック配信サービス【FeBe(フィービー)】をお試しさせて頂きました。
オーディオブックと言うのは本をそのまま音声で耳から聞くことが出来るサービスです。
本の中身を全部、プロのナレーターや声優が読み上げてくれます。
手や目は使えないけど、耳は空いている耳のスキマ時間ってありますよね?
例えば、通勤通学の移動時間や、料理や掃除などの家事の時間は、本は読めないけど耳は空いています。
オーディオブックならそんな耳のスキマ時間を有効に活用して、楽しい物語や役に立つ知識を得ることが出来ます。
今回は「君の膵臓を食べたい」のサンプルを聞かせていただきましたので、作品とオーディオブックについての感想を書いて行きます。
オーディオブック「君の膵臓を食べたい」の感想
まずは今回聞かせていただいた「君の膵臓を食べたい」の感想です。
住野よるさんの小説で、映画化や漫画化もされています。
私はコンビニで漫画のタイトルを見て、「膵臓を食べるってどういう事なんだ?」と気になっていました。
今回はサンプルなので最後までは聞けませんでしたが、オーディオブックを体験でき、タイトルの謎も判明してスッキリしました。
ちなみに、本来は9時間5分の長さがありますが、聞かせていただいたサンプルは1時間半ほどでした。
人気声優の声で聞きやすい
オーディオブックは語り部が一人のものもありますが、「君の膵臓を食べたい」は人気声優の鈴村健一さんが主人公を、堀江由衣さんがヒロインを演じるなど何人もの人が出演しています。
主人公の一人称視点で語られる物語なので鈴村健一さんがずっと語りっぱなしなんですが、暗い感じの話し方で友達がいない高校生男子を完璧に再現しています。
ぼそぼそとした話し方の高校生男子がいたら、実際には聞き取りづらいと思いますが、そこはプロの声優さんなのでとっても聞き取りやすい声です。キャラクターのイメージを保ったまま聞き取りやすさを両立するのは難しそうですが、さすがです。
ヒロインの堀江由衣さんは可愛らしく明るい声で、これぞヒロインの声と言う感じです。
基本的にセリフのみの出演ですが、この小説ってヒロイン以外に名前が出てこないのです。なので、セリフで主人公に呼びかける時など「ヒミツを知ってるクラスメートくん」など不自然な言い方になります。セリフ自体も小説用の会話で現実の会話としては不自然に感じるものも多かったです。
けれど、不自然にならずに自然なセリフとして聞かせてくれる所がスゴイです。
実は、複数の出演者がいるので、ドラマCDや、ラジオドラマに近い騒々しいものをイメージしていましたが、実際は本当に本を読んでいるだけなので騒がしさは感じませんでした。
音、BGM
BGMや電話の着信音などの演出もありますが、サンプルを聞く限りは控えめで物語の臨場感をますために使われていて、すっかり物語の世界にドップリつかれました。
物語
物語はサンプルなので途中で終わってしまいました。
サンプルでは、全く他人に興味のない主人公と、明るく友達も多いヒロイン。2人の違いを確認するだけでした。
この後にどうやってヒロインが主人公の心を開かせていくのかとっても気になります。
実はヒロインの死から始まっている物語なのですが、主人公は冒頭で死ぬ前のヒロインにメールを送っているんですよね。
一体どんな意味が込められているのか?
文章はラノベよりで、たまに「ん?」と気になる表現がありましたが、声優さんの演技力が素晴らしく耳に心地良かったです。
オーディオブックの良いところ悪いところ
ここからは、オーディオブックをはじめて試してみて感じた、良いところ、悪いところを書いてきます。
プロの朗読がスゴイ
オーディオブックをはじめて聞いて、まず感じたのはプロの声優、ナレーターのすごさです。
いくつかサンプルを視聴し、男性、女性、複数の出演者、単独での朗読など色々な形態のオーディオブックを聞きましたが、どれも聞いているとグイグイと本の内容に引き込まれていきます。
元の文章の良さはもちろんありますが、声がつく事によって文章に書かれていない登場人物の細かな心の動きなども感じることが出来て、本の魅力が倍増しています。
声がつく事でイメージが決まってしまう…
魅力が増すけれど、声でイメージが固定化されてしまうのは欠点でもあります。
物語では文章を読むだけならどんな風にも想像できた人物が、声がつくことによってイメージが決まってしまいます。
セリフの言い方で、セリフの奥に隠された感情の感じ方が違ってきます。
読書の楽しみは自分だけの想像力を膨らませる事でもあると思うのでここはマイナスポイントです。
気づかなかった情報に気づく
けれど、自分で読んでいたら気づかなかったことも、耳から情報が入ってくることによって気づくことが出来ます。
読み飛ばしてしまうようなことが、耳にしっかり残るので、理解力が高まります。
小説はもちろんですが、ちょっと難しい資格の本や教養を高めるための本はオーディオブックを聞くといいと思います。
文章のおかしい所が気になる
欠点は、文章の不自然な所や、余計な描写が気になってしまう事です。
自分で読んでいれば気にするほどではなく読み飛ばす所も、みょうに頭に残ってしまいます。
ながら聞きでも、しっかり内容が頭に入ってくる
テレビやYouTubeの動画をかけながら家事をしている事があるんですが、映像ありの媒体なので、ついつい画面が気になってしまいます。
本は文字だけで情報を伝えてくれるものなので、朗読で耳から聞くだけでも情報がきちんと伝わってきます。
声優、ナレーターの声もちょうどいいスピードで抑揚があり聞きやすすく、頭の中にしっかり情報が定着します。
家事や通勤通学などの頭をあまり使わない作業中なら、ながら聞きで十分楽しめます。
”良いところ悪いところ”まとめ
良くも悪くも本の内容がしっかりと頭に入ってきます。
読書や勉強に、通勤・通学・家事などで生まれるスキマ時間を有効に使えます。
声優、ナレーターの技術が高いので、オーディオブックのレベルはとっても高いです。
オーディオブックは家事が苦手な主婦におすすめ
私はもともと読書が好きだったんですが、6歳と2歳の子供二人の子育て中の今は本を読む時間ってないんですよね。
でも、オーディオブックなら家事をしながらでも聞くことが出来るので、「本を読む時間がない!」とストレスを感じていた主婦にはトクにおすすめです。
退屈な家事の時間が楽しくなる
料理、洗濯、掃除などの家事は毎日やらなければいけない大事な主婦の仕事ですが、とにかく退屈です。
野菜を切って、10分煮込んで、洗濯を干して、掃除機をかけて…、と時間はかかるけど、頭を使はなくてもいい単純な作業なので頭の中が暇すぎるんです。
でも、オーディオブックなら耳からの情報で頭の中が満たされるので退屈に感じるヒマがありません。
家事は単純作業なので、意識をほとんど耳に集中させても問題なくこなせますし、オーディオブックはプロによる分かりやすく聞き取りやすい朗読なので集中しなければ聞き取れないと言う事もありません。
と言う訳で、退屈で苦手に感じていた家事が、耳からの読書で楽しくこなせました。
家事が楽しくて、普段やらないところの掃除もしようかな?と言う気になり、家事がはかどります。
ワイヤレスイヤホンで更に家事が楽しく楽に
家事をしながらオーディオブックを楽しむならワイヤレスイヤホンも必要です。
家事の音ってうるさいのでスピーカーだと相当に音が大きくしないと聞こえませんし、有線のイヤホンだと邪魔になります。
ワイヤレスイヤホンなら家事の音にも邪魔されずに聞けますし、片耳だけにすれば子供たちの様子も聞く事が出来るのでおすすめです。
こんな家事の時におすすめ
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 裁縫
- 授乳
- 子供の寝かしつけ
子供の寝かしつけには毎日1時間以上かかっていたので、オーディオブックを知っていれば、自分で聞いたり、子供に聞かせたりとストレスが少ない育児が出来たと思います。
まとめ
オーディオブックは声優ナレーターさんの技術もありとっても良いものになっています。
読書をする時間のない人はもちろん、癒しの時間が欲しい人にもお勧めします
上質な朗読にもかかわらず値段は本一冊分と同じでかなりお得だと思います。
更に、プレミアム会員と言う月額プランで更にお得に購入出来たり、セールも開催されています。
興味のある方は、こちらからどうぞ。
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