「これこそトンデモ本ではない、本当に健康な食事がわかる良書」とおススメされていて気になっていました。
病院の待合室に置いてあったのを見つけので読んでみました。
科学的根拠=エビデンスのある体にいい5つの食品が紹介されていますが、結構いい加減です。
エビデンスに基づいていると書かれているけど、推測と願望で「○○だから、○○にもいいんじゃないかなー」って感じの表現が多く、「エビデンスはどうした?」と読むのを辞めてしまった。
『究極の食事』と書いてあるけど、紹介されている食品一つ一つが、「特定の病気の予防になる」程度の事なので、この本の通りの食事をしてもみんなが病気にならないわけでも何でもないのに大げさな表現だと思う。
まあ、売れるためのタイトルづけとしては正解なんだろうけど、エビデンス重視の内容をうたっているのにこれはダメだと思う。この本こそ『トンデモ本』と言う印象になるよ。