昔から、母親から健康の為にニンジンジュースを飲むようにすすめられてます。
ジューサも買ってくれたんだけど、ニンジンジュースって一体何がいいかよくわかりません。
母に聞いても、「テレビで言ってるから」とその程度の知識。
まあ、美味しいし、野菜とってるって気がするので作ってます。
最近、私が骨髄異形成症候群になったので、良い効果があるならずっと続けていきたいと思い、改めて、ニンジンジュースを効果について調べてみました。
ニンジンジュースを飲むことで得られる効果とは?
栄養たっぷりのイメージのある人参ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
ニンジンジュースの成分
- βカロテンが豊富。
- 人間が必要とするビタミン・ミネラルのほとんを含む。
栄養豊富な万能野菜、にんじん。
特に、体の中でビタミンAとして働く、βカロテンをたくさん含んでいます。
ニンジンジュースを飲むと期待できる効果
- 毒素を排出
- 解毒・排泄作用
- 腸内細菌を育てる
- 体を温める
- 美白・美肌効果
- 抗酸化作用
- 目に良い
- アトピーに効果
- がん予防
などなど、たくさん良い事があります。
特にがんに効果があると言われているのが、「ゾルゲン療法」と言うものです。
ゾルゲン療法について
ドイツのマックス・ゾルゲン医師が開発した食事療法で、大量のニンジンジュース・野菜ジュースを飲んで自然治癒力を高める方法です。
80年以上の歴史があり、世界中で数千人のがん患者が治療に成功したらしいです。
80年で数千人?
数千人って幅があるけど…。
1万人だとして、80年で毎年125人。
2千人だとして、80年で毎年25人。
何人チャレンジしてこの数字なのか不明ですが、本当に有効な治療法なのか?という疑問が…。
でも、このゾルゲン療法をきちんと実行しようとすると大変です。
まず、1リットル~2リットルという、かなり大量のニンジンジュースを飲まなければいけません。
さらに、
- 無農薬の野菜を使う
- 塩の禁止
- 脂質の制限
- タンパク質の制限
- アルコール禁止
- カフェイン禁止
とかなりきついです。
がん患者個人が、これをきちんと実行するのはかなり大変なのでは?
ただ、これだけ食事に気を配れば健康的にはなりそうです。
きちんと「ゾルゲン療法」を実施している施設などがあれば、もしかしたら治る可能性はあるかも?
ニンジンジュースの作り方
私が母に最初に教えられたニンジンジュースの作り方は、ニンジンの他にレモンとリンゴを入れるものです。
(ストレートの物なら、リンゴはリンゴジュース、レモンはレモン汁でOK)
けれど、ニンジンジュースを作ると大量の食物繊維が余ります。
なんだかもったいないし、食物繊維も必要な栄養なので、リンゴはそのままかじって食物繊維をとった方がいいような気がします。
そもそもリンゴは、ニンジンジュースの味が苦手な人のために、飲みやすくするために入れているものらしいです。
レモンは、リンゴとニンジンを合わせると栄養素を壊してしまうので入れるんだとか。
私はニンジンだけでも十分甘く飲みやすいので、リンゴは入れません。
でも、レモンはたまに入れると味に変化があって飽きがこないので入れることもあります。
他にニンジンと一緒にいれる野菜はセロリです。
入れると苦く、緑色のジュースになります。
子供には不評ですが、体には良さそうなのでたまに作ります。
ジューサーミキサーでの作り方
材料はニンジンのみ。
私、子供(6歳・2歳)で一人一本、合計3本です。
ニンジン1本で、大きさにより70ml~150mlくらいになります。
ジューサーミキサーはパナソニック ジューサーミキサー ミキサー・ミルつき キャベツグリーン MJ-M31-Gです。
にんじんは良く洗って皮をむき、半分に切ります。
(無農薬の人参なら皮をむかなくてもいいらしいです)
ジューサーミキサーにニンジンを入れます。
スイッチオン
ニンジンをギュッと上から押し入れます。
ガガガ―ギュイーンとかなり、うるさい。
ニンジンジュースがあっと言う間に完成。
ニンジンは一人1本づつなので、サッと次の人のコップを置き、酸化させないように、新鮮なうちにすぐ飲みます。
殆どのニンジンのエキスが出た後も、ポトリ、ポトリとしずくが落ちてきます。
一口分くらいになるので、全員分を飲み終わった後も、しばらく容器を置いておきます。
ニンジンジュースの味
ニンジンには糖分が入っているので、かなり甘いです。
ただ苦みもあるので、苦手な人は苦手かも。
ニンジンによってかなり味にバラつきがあり、不味いと感じる事もあります。
にんじんジュースのデメリット
ニンジンジュースは栄養満点ですが、絞った後の繊維が大量に残ります。
ニンジン2~3本分でこれだけニンジンの繊維が残ります。
もったいないですが、再利用するにも、栄養を搾り取られ味もないので、なかなか美味しく食べられません。
そしてコレ↑。
ニンジンの汁がつくとなかなか落ちないので困ります。
パナソニックのジューサーミキサーのデメリット
母から買ってもらった(押し付けられた?)のが、パナソニック ジューサーミキサー ミキサー・ミルつき キャベツグリーン MJ-M31-Gです。
パワーがあり、あっという間にニンジンをジュースにしてくれます。
ただ、使うのは簡単なんですが、その後の片づけがかなり面倒です。
ニンジンジュースを作った後の洗い物がこちら↑。
食洗器は使えないので手洗いです。
ニンジンジュースを作るのに、2・3分、ジューサーミキサーを片付けるのに5分くらいかかります。
毎日作るものなので、かなり面倒です。
そして、2、3本ニンジンを絞ったら、残った繊維を取り除かないと、次の人参でジュースを作る時に、絞り切れなくなります。
大量のニンジンジュースを作る場合は、ニンジン2本を目安にこまめに取り除かなければいけません。
う~ん、かなり面倒。
でも、このジューサーミキサーは、ミキサーにもなり、ミルもついているので、手作りのふりかけが作れたりします。
ただ、片付けが面倒だとなかなか使いませんね。
ミキサーとしては2、3回、ミルとしては一度も使ってません。
おすすめのスロージューサー
一回で多くの人参が絞れて、片付けが簡単になるジューサーはないかな?と探していた時見つけたのがこちらです。
たまたま、実演をしている所を見かけました。
ニンジンを絞ると、繊維とジュースに分かれて外に出てくるので、一度に大量の人参を絞れます。
使い終わった後も、掃除が楽そうです。
それにこのジューサーはスロージューサーと言う特別なジューサー。
普通のジューサーと比べて、ゆっくり絞る為に、酵素などの栄養が多く残るんだそうです。
どうせ買うなら、このスロージューサーの方が良かったかなと思います。
ちょっと気になるのは、機械自体の大きさは今使っているジューサーミキサーと同じくらいだけど、繊維とジュースを入れるコップを置く場所を考えると、ニンジンジュースを作る時に場所を取る事ですね。
今は、ニンジンを切った後、すぐ横にジューサーミキサーを置いて作ってますが、このスロージューサを使う時は、一旦まな板をよけなければ使えません。
このひと手間が負担になりそう…。
「こまめにニンジンの繊維を取り除く手間、片付けの手間」と「まな板をよける手間」、どっちが楽かはくらべ無くても分かりますけどね。
市販のニンジンジュース・野菜ジュースについて
ニンジンジュースは自分で作るほうが新鮮だし栄養が取れると思います。
けど、毎日にニンジンジュースを作るのは大変です。
- ニンジンのストックがない
- 疲れて作る気力がない
- 作る時間がない
などなど。
そんな時に市販のニンジンジュースがあると直ぐに飲めて便利です。
コンセプトの違うこだわりの人参ジュースが沢山あるので、色々と試してます。
↓こちらは、上で書いたスロージューサーで作られたニンジンジュースです。
試飲させてもらい、自分の作っているニンジンジュースと全く同じ味で、市販のものでもここまで再現できるのかと驚きました。
↓こっちは同じものの冷凍版です。
↓ こちらは伊藤園の野菜ジュース、にんじん以外の野菜も入っています。
特別なニンジンが使われていて、とっても美味しいです。
伊藤園の「純国産野菜」については、詳しくはこちらの記事に書いてます→
まとめ
ニンジンジュースは栄養たっぷりで、たくさんの効果があります。
最低でも、1日1本は毎日続けて飲みたいと思ってます。